内覧の前に水回りを整える理由
売りに出した家は、買い手から見れば一つの商品です。不動産仲介会社が出している売却の手引きを2つ見ると、どちらも内覧前の準備に水回りの掃除を入れています。

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買い手がよく見る4つの場所
三井のリハウスの売却ガイドは、買い手が内覧でよく見る場所として、リビング、キッチン、トイレ・洗面所・浴室の水回り、庭やバルコニーの4つを挙げています。水まわりがきれいだと、住まいが大切に使われてきた印象を与える、というのがその理由です。写真はイメージです。
水垢は早めに取りかかる
野村不動産ソリューションズの売却ガイドも、売り出しの準備でまず行いたいのは室内のクリーニングで、水回りは汚れが目立ちやすいので早めに取りかかるよう書いています。トイレ、洗面所、浴室に共通する水垢は簡単な掃除では落ちないので、内覧の前日までに余裕をもって落としておくよう、リハウスのガイドにもあります。内覧の日が決まってから慌てるより、売り出しの前に済ませておくほうが落ち着いて迎えられます。
換気扇は汚れ具合で決める
リハウスのガイドは、換気扇やレンジフードについて、見てわかるほど汚れていなければ無理に掃除しなくてよいとしています。フードの表面に油が垂れているなら換気扇・レンジフードの掃除だけを単体で頼み、目立たなければキッチンは自分で拭くだけにする。そう分けると費用を抑えられます。
住みながら売るか、空き家で売るか
茨木市で人が住んでいる住宅のうち、持ち家は約56%の71,030戸です(2023年住宅・土地統計調査)。売り方は大きく分けて、住みながら内覧を受ける形と、引越してから空き家で売る形があり、掃除の入れ方も変わります。
住みながら売る場合
内覧のたびに、暮らしの跡を片付けることになります。野村不動産ソリューションズのガイドは、水回りは生活感が出やすい場所なので、食器を片付け、洗面所とトイレのタオルを替えておくよう勧めています。業者の掃除は売り出しの前に一度入れ、あとは毎日の拭き取りで保つ形が続けやすいでしょう。見学の希望は週末に多いとリハウスのガイドにあるので、掃除の日は平日に置くと内覧とぶつかりません。
空き家にしてから売る場合
茨木市には空き家が12,780戸あります(同じ調査)。空き家や空き部屋で売る場合は、内覧に備えて電気を使えるようにしておくよう、どちらの仲介会社も案内しています。掃除の作業でもお宅の電気と水道をお借りするので、止めずに残しておいてください。作業の始めと終わりには立ち会いが必要で、そのほかのお願いはトップページにまとめています。
内覧日から逆算した段取り
見積もり、作業、確認の順に日を置く
最初の内覧日から逆に数えて、見積もりの相談、作業の日、仕上がりを見ていただく日の順に予定を入れます。作業日は内覧の数日前までに置くと、仕上がりで気になった点を伝える余裕が残ります。
頼む箇所の組み合わせ
料金表の金額を足すと、キッチン全体と浴室で43,000円、浴室と洗面所で22,000円です。料金表でセット価格があるのは浴室と風呂釜(24,000円)の組み合わせだけで、それ以外は足し算が目安です。組み合わせ別の一覧は水回りクリーニングの料金のページをご覧ください。
内覧当日の手入れ
当日は、浴室や洗面台の水滴を拭き取り、窓を開けて換気し、排水口のまわりに髪の毛やごみが残っていないかを見ておきます。リハウスのガイドが内覧当日の水まわりの準備として挙げているのも、水滴、換気、髪の毛やごみの確認です。業者の掃除のあとは、内覧のたびにこれを続けてください。
