トイレ掃除を業者に頼むと落とすもの
業者に任せると、便器とそのまわりの汚れをひと通り掃除します。合同会社JAOのトイレクリーニングが範囲としているのは、尿石、便座の黄ばみ、温水洗浄便座、それにトイレの壁です。よその業者に回さず、合同会社JAOのスタッフが直接伺って掃除します。写真はイメージです。

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便器の根元と壁
においのもとは、便器の中だけとは限りません。LIXILは、便器と床のあいだは尿だれの汚れがたまりやすく、においのもとになると説明しています。床にこぼれた尿をそのままにすると床材にシミが残りかねない、とTOTOも書いています。壁はトイレクリーニングの範囲に入り、床をどこまで掃除するかは見積もりのときに場所を伺って決めます。
尿石(にょうせき)
尿石は、尿に含まれる成分が結晶になって便器に固まった、アルカリ性の汚れです。くらしのマーケットマガジンによると、流しきれずに残った尿が主な原因で、固まると中性洗剤やこすり洗いでは落ちにくくなります。合同会社JAOのトイレクリーニングも、落とす汚れとしてこの尿石を挙げています。ただし、陶器の表面そのものが変質していると元の白さに戻らないことがあり、その見分け方は掃除の範囲と落ちない汚れのページにまとめました。
便座の黄ばみ
便座の裏や、便座と便器が重なる部分には、黄ばみが残りがちです。LIXILは便座と便フタのすき間について、割り箸の先に布を巻いて汚れを取る方法を週1回の目安で紹介しています。便座の黄ばみは、トイレクリーニングで落とす汚れのひとつに入っています。
温水洗浄便座(ウォシュレット)
ノズルや本体のすき間にも、汚れはたまります。合同会社JAOの案内では、ウォシュレットはトイレの壁といっしょに掃除する範囲です。外れない部品や壊れている部分があると、そこは掃除できる範囲が限られたり、手を付けられなかったりします。ご相談のときにメーカー名を添えていただくと、当日の段取りが早くなります。
2階にもトイレがある家
茨木市で人が住む住宅のうち、一戸建はおよそ35%(2023年 住宅・土地統計調査)。階ごとにトイレがある間取りなら、か所の数で料金が決まります。
2か所頼むと料金表では16,000円
料金はトイレ1か所ごとに決まっているので、2か所なら8,000円を2回足した16,000円(税込)が料金表どおりの合計です。セット割引はトイレにはありません。汚れ方が2か所で大きく違うこともあるため、実際の金額はそれぞれの様子を伺ってから見積もりでお伝えします。
洗面所も同じ日にするなら
2階に洗面台もあるお宅なら、洗面所(1か所税込8,000円)を同じ日に足すこともできます。トイレと洗面所のほか、浴室やキッチンを足した場合の金額も水回りクリーニングのページの表で確かめられます。
便器を傷めない洗剤と道具
自分で掃除するときにいちばん避けたいのは、汚れを落とそうとして便器や便座を傷めることです。メーカー2社の案内から、守りたい点を拾いました。
陶器と便座で洗剤を使い分ける
LIXILによると、トイレは場所ごとに材質や表面処理が違い、使えない洗剤があります。同社の一覧表を見ると、酸性タイプは陶器なら〇、便座と機能部は×です。軽い汚れならトイレ用の中性洗剤で足り、研磨剤入りの洗剤やクレンザーでは陶器の表面に傷が付くおそれがある、という説明です。温水洗浄便座の本体も、TOTOが勧めるのは中性洗剤です。
酸性の洗剤は便フタを上げて、続けて使わない
酸性洗剤で便器を洗うときは、便座も便フタも上げたまま、換気を十分にしてから。LIXILはそう求めています。理由は、洗剤から立ちのぼるガスがシャワートイレの中の部品を壊すことがあるからです。続けて使うのも控えるよう書かれています。塩素系の洗剤と前後して使うと有毒なガスが出る点は、LIXILも注意しています(くわしくはお風呂掃除のページ)。

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ふちの裏には歯ブラシ
便器のふち裏(リム)は、立ったままでは汚れが目に入りません。LIXILは週1回を目安に、トイレ用中性洗剤かクリームクレンザーを付けた歯ブラシを差し込むようにしてこすり、水を流しながらすすぐ方法を紹介しています。一方で、粉末クレンザーや金属たわし、ナイロンたわし、毛先の硬いブラシは使わないよう挙げています。
水たまりの線に残る輪じみ
便器の水がたまる線に沿って残る輪じみは、水の中にあるぶん手が届きにくい汚れです。LIXILは、バケツ半分ほどの水を流して水位を下げ、トイレットペーパーにトイレ用中性洗剤をしみ込ませて30分ほど置き、ブラシでこする方法を紹介しています。

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除菌剤はスプレーで吹きかけない
消毒液や除菌剤は、毎日使うと温水洗浄便座の変色やひび割れにつながることがあります。LIXILは日常的な使用を控え、スプレーボトルで噴きかけず、掃除のあとは水拭きで薬剤を落とすよう案内しています。残った薬剤で金属部品が腐食すると、発煙や発火の原因にもなるためです。
ノズルの手入れは月1回が目安で、使うのは水を含ませたやわらかい布だとTOTOは説明しています。トイレットペーパーで拭くと傷の原因になります。
タンクの中と作業時間
タンクの中は見積もりで確かめる
合同会社JAOがトイレクリーニングの範囲として挙げているのは便器・便座・温水洗浄便座・壁で、タンクの内側は含まれていません。タンクの中も気になるときは、見積もりのときにお伝えください。LIXILは中フタのあるタンクについて自分での清掃を勧めておらず、酸性やアルカリ性の洗剤はタンク内の樹脂やゴムの部品を傷め、水漏れにつながるおそれがあるとしています。
作業時間と金額の参考
作業時間は汚れ方で変わるので、見積もりのときにお伝えします。比較サイトのミツモアで事業者が答えた例を参考にすると、ふつうの清掃でトイレ1室あたり約1〜1.5時間、タンク内まで含めて約1.5〜2時間です。金額のほうは、ミツモアが7,000〜9,500円を民間の比較サイトによる目安として出しています(税込か税抜かの記載はありません)。ほかの箇所の相場とあわせて比べたいときは、ハウスクリーニング費用の目安をご覧ください。
